撮影 2013年10月22日 つくば植物園 撮影 2011年9月30日 つくば植物園

  オニコバノガマズミ (鬼小葉莢+クサガンムリに迷) 別名:

学名:Viburnum ×kiusiana Hatus.   レンブクソウ科(旧スイカズラ科) ガマズミ属

・ 原産地:日本固有種。
・ 九州北部に自然分布。
・ ハクサンボクとコバノガマズミの雑種と推定されているそうです。
・ 高さ2m〜4mの落葉低木。
・ 花期は4月〜5月。
・ 小さな白い花が集まって咲く散房花序を形成する。
・ 葉は、コバノガマズミと同じくらい、実はコバノガマズミより大きい。
・ 葉は対生。卵状楕円形または倒卵形。
・ 葉の縁は粗い鋸歯があり、表裏とも星状毛(放射状に伸びる毛)がある。ビロードのような手触り。
・ 果期は9月〜10月。
・ 果実はほぼ球形の核果(注2)。9月〜10月に赤く熟す。

 (注1)散房花序とは
    短い花軸(かじく)から複数の花柄(かへい)が出ており、下部の柄ほど長いことから、
    小花の集合体が水平、または半球形に並んだ花序のこと。
    ガマズミ属コデマリシモツケアジサイペンタスアブラナ科の若い花序などに見られる。

 (注2)核果とは
    梅・桃などのように、外果皮は薄く、中果皮が多肉で、水気が多く、内果皮が硬化して核をなす果実。

 *ガマズミ属の主な仲間
  ゴマギガマズミコバノガマズミサンゴジュヤブデマリオオデマリハクサンボク
  セイヨウカンボク、チョウジガマズミ、ヒロハガマズミ、ミヤマガマズミ、ヤマシグレ
  アメリカカンボク、オオカメノキ、オオシマガマズミ、オトコヨウゾメ、カンボク

 
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