撮影 2012年4月24日 守谷市さくらの杜公園


撮影 2012年4月16日 守谷市さくらの杜公園
 
  ショウゲツ(松月) 別名:ショウゲツザクラ(松月桜)、 ノダノオオザクラ(野田大桜) 

英名:  学名: Prunus lannesiana Wilson cv. Superba   バラ科 サクラ属

	・桜の園芸種。落葉小高木。
・花期がソメイヨシノより遅く、4月下旬になります。
・花びらは20〜30枚。
・花の大きさ:大輪で八重咲き。
・花の咲き方:いくつかの花が集まって下向きに咲く。
・花色:蕾のときは緋紅色で開くと淡紅白色。縁がわずかに紅色で中心部は白い。
・蕾の時には葉はありませんが、開花の頃には葉も出ています。
・雌しべは1〜2本ですが、葉化することがある。
・樹高は5m程度。
・枝は横に広がり、傘型の樹形になる。
・樹皮は暗紫褐色で、横に浅く裂ける。皮目も横に並び、横長になる。
・名前の由来:
・用途:庭植え、鉢植え

    *花が美しいために人気のある種類であり、枝を広げる特性からある程度広い場所に植えるのに向いている。
    *昔、東京の荒川堤にあった、とても美しい八重桜です。
    *江戸時代中期から京都で栽培されていた「ナデシコ桜」と同一種であるといわれています。
    *花びらの先端に細かい切れ込みが多いところが、ナデシコの花に似ています。
    *フゲンゾウ(普賢象)に似ていますが、普賢象の若芽は赤みを帯び、松月では黄緑色です。
    *イチヨウ(一葉)と似ていますが、萼片に鋸歯があるところや若葉が黄緑色であるところが違う。
    *イチヨウ(一葉)は1本の葉化雌蕊を持つのに対し、フゲンゾウ(普賢象)は2本の葉化雌蕊を持つ。

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      *ヤエベニシダレの同属にベニシダレとシダレザクラがあります。
       ・ベニシダレ(紅枝垂れ)は一重咲きで花の色が濃い。
       ・シダレザクラ(枝垂桜)は一重咲きで花の色が薄い。

      *オオシマザクラの特徴
       ・白い花に緑色の葉がポイント。
       ・葉と花を同時に開く。やや大きめの一重の花(八重もある)。
       ・緑の葉は先が芒状に長く尖っている。
       ・無毛。
       ・香りがある。
       ・桜餅を包む皮として利用される。

      *カンヒザクラの特徴
       ・サクラの仲間では断トツの色の濃さで、
       ・半開きの花が下向きに垂れ下がります。

      *カンザクラの特徴
       ・ガク筒が鐘形で、途中でキュッとくびれ、先は5つのガク片にわかれます。
       ・冬芽は濃い赤褐色。
       ・枝の皮目もよく目立ちます
       ・カンヒザクラと同じく下向きに咲く。
       ・花の色はカンヒザクラよりはずっと淡い。
       ・ほぼ平開にちかくなります。
       ・一重咲き。

      *ソメイヨシノの特徴
       ・オオシマザクラとエドヒガンの雑種です。
       ・淡いピンク色の花を枝いっぱいに咲かすことにあります。
       ・エドヒガンより大きい一重の花です。
       ・若枝や花の柄に毛が生えているのが見える。
       ・葉が出る前に花が開く。

      *エドヒガンの特徴
       ・筒状のガクの下が丸く膨らむのは他のサクラと異なる特徴です。
        (エドヒガンの品種であるシダレザクラも同じ特徴があります。)
       ・花はソメイヨシノより一回り小さい。
       ・花色は白から淡紅色まで変化に富む。
       ・ソメイヨシノと同じく花柄に毛がある。

      *ヤマザクラ
       ・淡いピンク色の花と赤い葉がポイント。
       ・葉と花を同時に開く。
       ・無毛。

      *オオヤマザクラ
       ・ヤマザクラ同様に若葉は赤味を帯びますが、
       ・花色が一段と濃いピンク色になる。
       ・花と葉はヤマザクラより一段と大きい。

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