撮影 2012年5月16日 つくば植物園
 
アヤメ (菖蒲、文目) 

英名:Siberian iris 学名:Iris sanguinea  アヤメ科アヤメ属(イリス属)

        ・ 日本や朝鮮半島、中国東北部、シベリアに自生。日本全国に分布する耐寒性多年草。
        ・ 日本では5月になると紫や白の美しい花をつける。
        ・ アヤメは湿地を好まず、乾いたところに自生する。
         また、外側の花びらのつけ根が白く、茶色の網目があるのが特徴。
         この網目模様が「アヤメ」の名前の由来です。
        ・ 葉は直立し高さ40〜60cm程度で、幅 5 〜 10 ミリの剣状、中脈は目立たない。
        ・ 径8cmほどで1〜3個の花をつける。
        ・ 花は紫、まれに、白。
        ・ 開花期は5月。
        ・ 誕生花 :5月3日、6月6日
        ・ 花言葉:「気まぐれ」、「神秘な人」、「よい便り」
     
    □見分け方

                開花時期(関東)   花弁の基部    花の色     生育地
      ジャーマンアイリス4月下旬〜5月中旬   ひげ状の突起   紫、青、白など  乾地   
      イチハツ     4月下旬〜5月中旬   とさか状のひだ  青紫       乾地   
      アヤメ      5月上旬〜5月中旬   網目         青紫か白     乾地
      キショウブ    5月上旬〜5月下旬   茶色模様     黄        水辺
      カキツバタ    5月上旬〜5月下旬    白に黄班     紫か白      水中や湿地
      ハナショウブ   6月上旬〜6月下旬   黄        紫、白、絞りなど 乾地と湿地
       ノハナショウブ  5月〜6月       黄色のすじ    赤紫       湿地

左から、アヤメ、カキツバタ、ノハナショウブ
つくば植物園の表示板
      ・ 日本各地のアヤメ園は殆どハナショウブ園。アヤメ祭りのアヤメはハナショウブがほとんどです。

     ・ 日本のアヤメ属の植物は、アヤメノハナショウブハナショウブカキツバタヒオウキアヤメ
      シャガヒメシャガエヒメアヤメの7種類で、帰化植物としてキショウブイチバツが知られている。

     ・ ジャーマンアイリス(園芸種)も多く見られるようになりました。

     ・ヒオウギアヤメの変種にナスヒオウギアヤメとキリガミネヒオウギアヤメがあります。



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