撮影 2014年5月30日 つくば植物園

ヘビイチゴ (草苺) 別名:ドクイチゴ(毒苺)、ナベイチゴ(鍋苺)

英名:  学名:Potentilla hebiichigo  バラ科 キジムシロ属

・ 日本全国、中国・台湾・ジャワ に分布する。
・ 畦道や野原などの湿った草地に自生する多年草です。
・ 花期は4月中旬〜5月中旬。
・ 花の直径は1.2〜1.5cm。
・ 花の色は黄色、花弁の数は5枚。
・ 果実は直径約1cmの球形で5〜6月に赤く熟す。
・ 果実には皺があり、従って艶もない。
・ 毒ではないので食べられるが、食べてもおいしくない。
・ 草丈:10cmほど。
・ 葉は3小葉。よく似るオヘビイチゴの葉は5小葉。
・ 用途:ジャム、全草や果実を乾燥させたものは漢方の生薬(解熱や神経痛)として利用される。
・ 名前の由来:
 1)実が食用にならずヘビが食べるイチゴ
 2)ヘビがいそうな所に生育する。
 3)イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことから
 など諸説がある。
 4)毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒。

* ヘビイチゴの近縁種
・ヤブヘビイチゴ  : ヘビイチゴに比べ、葉の色が濃い。花の直径2cmほど、果実に光沢がある。
オヘビイチゴ   :葉は5小葉からなる。花はヘビイチゴに似ているが、イチゴ状の果実をつくらない。
・ヒメヘビイチゴ :花の直径は7mmほど。花期は5〜6月。
・アイノコヘビイチゴ:ヘビイチゴとヤブヘビイチゴの交雑種。

* イチゴ属のイチゴ
イチゴ

* キイチゴ属のイチゴ
 ラズベリー、ブラックベリークサイチゴナワシロイチゴ
 モミジイチゴナガバモミジイチゴニガイチゴカジイチゴ、フユイチゴなど。

      
 
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