撮影 2015年4月3日 つくば植物園 | 撮影 2017年5月18日 つくば植物園 |
ナガバモミジイチゴ (長葉紅葉苺) 別名: 英名: 学名:Rubus palmatus var. palmatus バラ科 キイチゴ属 | |
・ 原産地および分布:日本固有種、西日本に分布。 ・ 西日本の日当たりの良い林道脇・斜面等、伐採跡の周辺などに生育する。 ・ 落葉小低木です。 ・ 花期は4月〜5月。 ・ 白い5弁花を葉の裏側に下向きに咲かせます。 ・ 花は単生し、直径約3cm。 ・ 果実は、モミジイチゴや カジイチゴ と同じくオレンジ色。味は甘さ控えめのさっぱりした上品な味。 ・ 果実は葉の下につき、直径1〜1.5cm、6月〜7月に橙黄色に熟し食べられる。 ・ 葉は互生し、葉身は卵形で3〜5裂する。モミジの葉に似ている。 ・ 葉身は長さ3〜7cm。 ・ 葉柄、葉脈にも棘がある。 ・ 樹高:1m〜2mほど。 ・ 茎は立ち上がるが先端では次第に横に伸び、棘の多い枝を出して平面状に広がる。 ・ 用途:果実は甘く生食に向く。ジャムや果実酒などにします。 ・ 名前の由来:葉の形がモミジに似ていて、モミジイチゴより縦長であることから。 *「いちご」と呼ばれるのは普通はオランダイチゴ属のオランダイチゴをさす。 * 広義には、キイチゴ属を含める。 * キイチゴ属には、ラズベリー、ブラックベリー、クサイチゴ、ナワシロイチゴ、 モミジイチゴ、ナガバモミジイチゴ、ニガイチゴ、カジイチゴ、フユイチゴなど。 * ヘビイチゴなどのヘビイチゴ属は新しい分類ではキジムシロ属に変更されました。
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