撮影 2017年4月20日 つくば植物園 | 撮影 2015年5月15日 つくば植物園 |
クサイチゴ (草苺) 別名:ワセイチゴ(早稲苺)、ナベイチゴ(鍋苺) 英名: 学名:Rubus hirsutus バラ科 キイチゴ属 |
・ 日本での分布は、本州、四国、九州の林地や草原。他に、中国、台湾、朝鮮半島にも分布する。 ・ 草本のように見えるが、落葉小低木です。 ・ 茎や枝には短い軟毛と腺毛が生え、細かい刺がまばらにある。 ・ 花期は3月〜4月。白色の5弁花を咲かせる。 ・ 花の直径は3〜4cm。 ・ 花の中央に雌蕊が多数あり、その周囲にやはり多数の雄蘂を持つ。 ・ 食べられる部分は花の中央にある花托の発達したもので、 ・ 直径約1cm〜2cmの球形で5〜6月に赤く熟す。 ・ 葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつく。 ・ 頂小葉は卵形または長楕円状卵形、側小葉は卵形、先はとがり、縁には細かい重鋸歯がある。 ・ 樹高:20cm〜60cm。 ・ 用途:生食用、ジャム。 ・ 名前の由来:キイチゴなのに、一見すると草のように見えることから「草苺」となったようです。 *「いちご」と呼ばれるのは普通はオランダイチゴ属のオランダイチゴをさす。 * 広義には、キイチゴ属を含める。 * キイチゴ属には、ラズベリー、ブラックベリー、クサイチゴ、ナワシロイチゴ、 モミジイチゴ、ナガバモミジイチゴ、ニガイチゴ、カジイチゴ、フユイチゴなど。 * ヘビイチゴなどのヘビイチゴ属は新しい分類ではキジムシロ属に変更されました。 |
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