撮影 2013年4月12日 つくば植物園 |
ニガイチゴ (苦苺) 別名:ゴガツイチゴ 英名: 学名:Rubus microphyllus バラ科 キイチゴ属 |
・ 原産地および分布:日本、西日本に分布。 ・ 林道沿いなど山野の林縁や、日当たりの良い荒地に普通に自生する。 ・ 落葉低木です。 ・ 花期は4月〜5月。 ・ 白い長楕円形の5弁花を、枝先に1個か2個上向きに咲かせます。 ・ 花弁は、やや細く、長さ1cm〜1.2cm。 ・ 花の直径約2cm。 ・ 果実は、直径約1cmほど、5月〜6月に赤く熟し食べられる。 ・ 葉は、花(果実)がつく枝では小さく、長さ2〜5cmほどの広卵型でほとんど裂れ込みはなく、 花(果実)がつかない枝ではやや大きく長さ6〜10cm、幅は1.5〜3cmほどで3裂しています。 ・ 葉の縁には粗い鋸歯(葉の縁のギザギザ)があります。 ・ 樹高:0.5m〜1m(2mほどのものもある)、茎はやや立ち上がり、よく分枝して先端はしだれる。 ・ 茎には細いトゲが多くあります。 ・ 刺は葉柄や葉裏の葉脈上にもでる。 ・ 用途:果実は甘く生食に向く。ジャムや果実酒などにします。 ・ 名前の由来:果実の種子(核)に苦みがあることから。 *「いちご」と呼ばれるのは普通はオランダイチゴ属のオランダイチゴをさす。 * 広義には、キイチゴ属を含める。 * キイチゴ属には、ラズベリー、ブラックベリー、クサイチゴ、ナワシロイチゴ、 モミジイチゴ、ナガバモミジイチゴ、ニガイチゴ、カジイチゴ、フユイチゴなど。 * ヘビイチゴなどのヘビイチゴ属は新しい分類ではキジムシロ属に変更されました。 |
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