撮影 2020年7月17日 つくば植物園

ジャワムカゴコンニャク (ジャワ零余子蒟蒻) 別名:

英名: 学名:Amorphophallus oncophyllus サトイモ科 コンニャク属 

・原産:インド、インドネシア、中国、マレーシア。
・多年草。
・扁平な円形の地下茎があり、地上には葉だけを出す。
・茎(実は葉柄)は高さ1.5mほどに伸びる。
・展開した葉の中心にムカゴができます。
・花は「仏炎苞」(下段注)の内側にあり、付属体と呼ばれる器官が根元から上に伸びる。
・花はつくば植物園の温室では7月に咲いていました。
・名前の由来:「蒟蒻」を呉音で「クニャク」と言ったものが、日本で「コニャク」となり、
「コンニャク」になったとする説もあるようです。
・ジャワ島に分布し、葉の中央にムカゴが出来ることからジャワムカゴコンニャクと呼ばれます。
・用途:根はこんにゃく(蒟蒻)、むかごは、ご飯に混ぜたり、揚げ物にして食用となる。
・コンニャクの花言葉:「柔軟」


*注:仏炎苞(ぶつえんほう)
    肉穂花序を包む大形の苞葉(ほうよう)のこと。
    ミズバショウアンスリウムコンニャク、ザゼンソウ、カラー、スパティフィラムや、
    テンナンショウ属などのサトイモ科に見られます。


*注:むかごとは、山芋オニユリなどにできる球芽のこと。

*蒟蒻の仲間
 ・コンニャク、近縁種のヤマコンニャクが日本に生育しています。
 ・ゾウコンニャク
 ・ムカゴコンニャク
 ・ジャワムカゴコンニャクがあります。
 ・世界一大きい花で、コンニャクの仲間のショクダイオオコンニャクがあります。




 
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