撮影 2013年6月7日 つくば植物園撮影 2016年7月12日 つくば植物園

エビガライチゴ (海老殻苺) 別名:ウラジロイチゴ

英名:  学名:Rubus phoenicolasius   バラ科 キイチゴ属

・ 原産地および分布:日本(北海道〜九州)。
・ 山地の 日当たりのよいところに生える。
・ 落葉低木です。
・ 花期は6月〜7月。
・ 枝先に淡紅紫色の花が数個集まってつく。萼の外面には腺毛が密生し、軟毛もまじる。
・ 花の直径約1cm。
・ 果実は、集合果。直径約1.5cmの球形、7月〜8月に赤く熟し食べられます。
・ 葉は互生し、やや厚く光沢がある。掌状に3〜7裂し、縁には二重鋸歯がある。
・ 両面とも葉脈に沿って軟毛がある。
・ 葉身は長さ10〜20cmと大きいのが特徴。
・ 樹高:2mほど。
・ 茎や枝は赤紫色の長い腺毛が密生し、長さ4〜8mmの細い刺がある。
・ 用途:果実は甘く生食に向く。ジャムや果実酒などにします。
・ 名前の由来:果実を包むガクにも赤紫色の繊毛が密生していて、
  甲殻類(エビ・カニ)の頭部やハサミの殻になぞらえて付けられた。


*「いちご」と呼ばれるのは普通はオランダイチゴ属のオランダイチゴをさす。
* 広義には、キイチゴ属を含める。

* キイチゴ属には、ラズベリー、ブラックベリークサイチゴナワシロイチゴ
  モミジイチゴナガバモミジイチゴニガイチゴカジイチゴフユイチゴ
  エビガライチゴバライチゴなど。
ヘビイチゴなどのヘビイチゴ属は新しい分類ではキジムシロ属に変更されました。

      
 
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